貴乃花が日本相撲協会に退職届を提出

エンタメ

8月21日に夏巡業先の秋田市で倒れて救急搬送され体調が心配されていた大相撲の貴乃花親方が本日9月25日に日本相撲協会に退職届を提出した。

 

17時に行われた会見の様子は以下のとおりである。

会見の内容

貴乃花は濃紺のスーツで顧問弁護士を従えて会見場に登場。親方が席に着くと、まず顧問弁護士が「本日午後1時、日本相撲協会に対し、年寄・貴乃花親方の年寄を引退する旨の引退届を提出しました」と報告した。

続いて親方が、「私、貴乃花光司は本日、年寄を引退致します」とした上で、その理由について説明した。

「3月9日、貴ノ岩の受けた暴行事件に関して、内閣府に告発状を提出しましたが、協会側から告発状は事実無根であるという有形無形の圧力を受けてきました。私は事実無根ではないとしてきたが、認めないと親方を廃業せざるを得ないという有形無形のはたらきかけを受けてきた。さらに一門に所属しない親方は部屋を持つことができない。弟子のこともあり、このような状況において断腸(の思い)ではありますが、(退職が)最善の道であると苦渋の決断をするに至った」と話した。

会見は以上である。
午前中に、部屋の弟子たちには、退職の意思を伝えたらしい。
所属力士や床山は、元小結・隆三杉の千賀ノ浦部屋に転籍する。

貴乃花退職の背景

貴乃花親方は昨年の秋巡業で、弟子の貴ノ岩が元横綱・日馬富士から暴行を受けた傷害事件後で相撲協会ともめ、その時のの対応が悪いと、理事から役員待遇に降格させられた。
、また、初場所後の相撲協会役員改選で理事から落選しけ、さらに弟子の貴公俊の付け人暴行の責任を取り役員待遇から平年寄に降格させられた。

また6月に自身の名前を冠した貴乃花一門(現阿武松グループ)があった抜けて、7月からは、無所属になったところだった。

今回の退職は、7月の日本相撲協会の理事会で、全ての親方は、相撲協会が認める5つの一門に所属しなければならないという規定を作ったことに起因する。

日本相撲協会の7月の理事会で所属することを義務付けられた一門は出羽海、時津風、高砂、伊勢ケ浜、二所ノ関の5つの一門である。

これらの一門には、貴乃花に味方する一門である、現阿武松グループや錣山親方(元関脇・寺尾)は入っていない。

このため阿武松グループや貴乃花親方派の錣山親方らは二所ノ関一門に合流。

また、立浪親方は出羽海一門に入ることになった。ただ、貴乃花親方については以前所属していた二所ノ関一門が受け入れに難色を示したため、阿武松親方や、錣山親方とともに二所ノ関一門に合流することもできず、その動向に注目が集まっていた。

二所ノ関一門以外の一門に声をかけたかは不明だが、兄の花田虎上さんの「ほかの一門入りたくないのかも」と言うのが当たっているかもしれない。

日本相撲協会は無所属を認めないことを決め、これに従わない場合には厳罰に処すという取り決めをしたが、いくつかの一門が受け入れを拒否するような貴乃花親方を追い込むようになった状況が決定打となったのだろう。

27日の理事会までに受け入れ先が決まらなければ、協会員の資格を失う可能性も出ていたため、退職を決意したのではないだろうか。

退職の意思は、9月の初めには決めていたのかもしれない。

9月24日のブログには、この日更新したブログ上で、秋場所を千秋楽まで迎え、関取3人が皆勝ち越したことを報告。

 

最後に「皆様長らく貴乃花を応援してくださりありがとうございました。厚く御礼申し上げるとともに、弟子たちを今後、末永く応援賜りますように何卒宜しくお願い申し上げます」とつづりました。受け取り方によっては相撲協会を退職することを示唆するような文面となっていたが、この時には意思が決まっていたのだろう。

 

タイトルとURLをコピーしました