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iOSの最新版「iOS10」が発表されました。

Appleは6月13日にiPhone及びiPad用のオペレーションソフトiOSの最新版「iOS10」を発表しました。現在は発表の段階なので、まだリリースされたわけではありません。

9月7日のアップルの新製品発表会によればリリース時期は10月の末と発表されています。

iphone7にはiOS10が組み込まれるとされていますのが、9月16日発売の段階ではiOS10が組み込まれているかは不明です。

「iOS10」はiPhone5以降、iPad Airと iPad Proの全モデル、iPad 2、iPad mini 2以降、iPod touch第6世代にインストールできます。今までずっとOSのアップデートができていたiPhone4s以前のiphoneは今回は対象となりませんでした。

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iOS10の新機能

iOS10の新機能をまとめると以下のようになります。

1 「SiriKIt」でSiriが進化

2 メッセージアプリにスティッカーが登場

3 RAW撮影をサポート

4 マップが外部アプリと連携 先読み予測も

5 進化する「アクセシビリティー」

6 「CallKit」でVoIPアプリが変わる。

7 予測キー入力の強化

8 ロック画面などの通知を高性能化

9 写真アプリにアルバム自動作成機能

10 Homeアプリが新登場

 

なお、新機能として、いままで削除できなかった初期状態からインストールされている標準アプリが削除可能になりました。

もちろん、機能上どうしても削除できないアプリもありますが、「株価」や「ヒント」のほか、「iTunes Store」や「カレンダー」など計23のアプリが削除可能になりました。

削除できるアプリ一覧

計算機・カレンダー・コンパス・連絡先(iPhoneのみ)・FaceTime・友達を探す・Home・iBooks・iCloud Drive・iTunes Store・メール・マップ・ミュージック・News・メモ・Podcasts・リマインダー・株価・ ヒント・ビデオ・ボイスメモ・Watch・天気

削除の仕方は、通常のアプリの削除と同様に、アイコンを長押しして、アイコンが揺れる状態になったら「×」を押して削除すればOKです。

この標準アプリの削除については、削除を望んでいるユーザーがいることをアップルも把握しており、昨年9月にインタビューでアップルのCEOのティム・クックが語っていたことを実現したものです。

インタビューの際に彼は、「削除するとiPhoneの機能に問題を起こすアプリがある一方、そうでないアプリもあるので、削除しても問題のないアプリに関しては削除できる方法を考えている。削除したいと思っている人がいることはわかっているので対処したいと思っている。」と話していましたが、それが今回実現されることになったわけです。

もっとも削除できる23個の標準アプリのすべてを削除しても

標準アプリの削除は、実は削除ではなくて「非表示」になるだけ

6月16日の発表では、時期iOS10は、標準アプリが削除されると発表されましたが、実はこれは削除ではなくて「非表示」になるだけというのが6月20日に分かりました。

これは、アップルのソフトウェアエンジニアリング担当シニアバイスプレジデントのクレイグ・フェデリギ氏が、アップル系ブログ「Daring Fireball」を主催するジョン・グルーバー氏のポッドキャストに出演した際に明らかにしたものです。

要するに削除機能は、アプリを実際に端末から消去するわけではなく、「非表示」にするだけなので、アプリ自体はiOSの一部として残り続けるとのことです。あまり使わないアプリを見えなくするだけなので、ハードディスクの空き容量を増やすことにはなりません。

アップルの開発者向けのiOS10ベータ版のサポートページでも、「アンインストール」ではなく、「ホーム画面からの消去」という表現を使っていたのもこういう事情があったものと思われます。

もっとも、削除できる23個の標準アプリを全て消し去ってもわずか150MB程度し空き容量が増えるだけですので、完全にアンインストールできたとしても空き容量が増えたことによる効果はあまり高くないかもしれません。

利用者の便を考えると、不必要なアプリが非表示になるだけでも限られたホーム画面上からおよそ使うことのないアプリのアイコンを消せれば利便性は上がるでしょう。

 

 

いずれにしろ、今年の10月末のiOS10の正式リリースが楽しみです。

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