「Amazon Fire TV」と「Amazon Fire TV Stick」が発売

Amazon Fire TV
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「Amazon Fire TV」とステック状の「Amazon Fire TV Stick」が10月28日に発売されました。これは、今あるテレビで、インターネット動画やゲームや音楽を楽しむための装置です。

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こちらが「Amazon Fire TV」、Apple TV同様の音声検索とゲーム対応に加え、4Kとドルビーデジタルプラスを搭載してアップルテレビより安価な1万2980円の価格で売り出されました。

CPUはMediaTek製の64ビット4コアSoCをメインに備え、画像処理を担当する内蔵GPU(グラフィックス プロセッシング ユニット)にはPowerVR GX6250を用いており、STBに用いるものとしてはかなり強力です。

メモリーはメインメモリの2GBRAMと、内蔵ストレージの8GBに加え、microSDスロットで最大128GBまで増強可能になっています。LANは無線(802.11ac)と有線の両方に対応でき、USB 2.0、Bluetooth、及びテレビ出力用のHDMI端子を備えています。

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こちらが「Amazon Fire TV Stick」です。「Fire TV Stick」は手ごろなHDMI直挿しタイプです。テレビのHDMI端子に本体を接続し同梱の電源アダプターに接続するだけで使用できます。税込価格は音声認識リモコン付属版が6480円、スタンダードリモコン付属版が4980円になります。
これらの音声認識機能は、タイトル名の他、出演者、ジャンル等でも検索できます。

「Amazon Fire TV」と「Amazon Fire TV Stick」はHulu 、 Netflix、YouTubeのほか、Amazonビデオ、プライムビデオやミュージックに対応しています。

Hulu 、 Netflix、YouTubeについては、本体側の機能として対応しているわけではなく、Androidのアプリがあるからそれを使えば利用できるという意味のようです。また、これらとの契約が別途必要になります。

基本的にアンドロイドデバイスなので、アンドロイドアプリは使用できるわけですが、装置の性質上すべてのアンドロイドアプリが使えるわけではありません。それでも、2015年9月25日の時点で「Amazon Fire TV Stick」に対応しているアプリの数は3108件となっており、今後増えて行くことが期待されます。

10月28日時点でアップルテレビがアップルショップの店頭になかったこともあり、Fire TVが先手を打った形になりました。Amazonプライム会員向けの動画見放題サービス「プライム・ビデオ」の開始と同時に発表された本機がどのように評価されるか今後が楽しみです。

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ゲームについて

ゲームについては、今のところ、対応しているゲームの本数は2015年9月25日の時点で604本。そのうち無料で遊べるものは、253本です。海外のゲームばかりで国内のゲームは見当たりません。今後、日本のゲームメーカーも対応してくれることに期待します。

付属のリモコンだと、ゲームの装置性はあまりよくなさそうです。純正品で用意されている「Amazon Fire TV ゲームコントローラー」は5980円で少し高めです。その内、サードパーティーのものが出て来そうです。

Miracast対応のスマホ・タブレット画面をテレビに出力

「Amazon Fire TV Stick」はMiracastに対応しているので、Miracast対応端末の映像をテレビに映し出すことができます。スマホ、タブレット、パソコンなどの写真、動画、ゲームを大画面で楽しむことが可能です。但し、Androidに限ります。iphoneはアップルtvを使えと言うことでしょう。

あなたのスマホ等がMiracast に対応しているかどうかはこちらでチェックしてみてください。

Amazonプライム会員ならプライム・ビデオが見放題

プライム・ビデオは、本器の投入に合わせて導入されたAmazonプライム会員会員向けの動画サービスです。Amazonプライム会員ならFire TVを購入するメリットは大きいですし、プライム・ビデオを見るためにAmazonプライム会員になったとしても年会費3900円は、月割すると325円と他の定額動画配信サービスに比べて安いです。お急ぎ便も無料になるし。初月30日間は無料なので試してみると価値はあります。

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