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女系天皇を認めることが2000年以上続いた天皇の遺伝子を絶やすことになる理由

「女性天皇」「女系天皇」を容認するか否かの論争については、秋篠宮家の悠仁さまがお生まれになる前、小泉政権下で「皇室典範に関する有識者会議」が設けられ、そこでは「女性天皇」「女系天皇」を容認する報告書が出されました。

その後、紀子さまの悠仁さまご懐妊に伴い、皇室典範改正案の国会提出は一旦見送られました。

しかし、天皇の後継者減少に伴う皇位継承者を確保する必要性の問題は解決しておらず、新天皇の皇位継承に伴って、「愛子さま天皇論」が盛り上がってきました。

最近、女性天皇を認めるべきとか、女性宮家を認めるべきという話が話題になって来て、国民のアンケートでは、女性天皇も女系天皇も認めるべきという意見が多いようです。

これに対し、私は皇位継承者は男系男子に限るべきと思っております。

これは天皇が2000年以上も綿々と引き継いできた、遺伝子が引き継がれなくなる重大事だと思っております。

2000年以上も続いた天皇家の遺伝子はY染色体で引き継がれてきており、これを後世に伝えるためには、男系男児に限るからです。

血筋が繋がるということは、遺伝子が継続されるということです。
天皇家は、男系男子が血筋を継ぐということを貫いてきました。

男子はY染色体を持つ。現在の天皇のY染色体は2000年も受け継がれてきたものです。

一方、X染色体は、皇后の血筋から受け継いだものです。
今の天皇を考えても、お母様に当たる上皇后の美智子様は民間出身者ですので、そのX染色体は天皇家のものではありません。今の皇后の雅子様も民間の方ですので、そのX染色体は天皇家とは無関係のものです。

よって、よって、X染色体だけを受け継ぐ女性はY染色体で受け継がれてきた天皇家の2000年以上続いた遺伝子を子孫に繋げることができません。

たまたま天皇家が男系男子にこだわったから、Y染色体のみに2000年以上続いた遺伝子が残されてきたのでしょうか。

そうではありません。もし天皇家が女系女子に皇統を継がせるとした場合、X染色体は、結婚相手の男性が持っているX染色体と混ざっていくため、始祖の天皇が持っていたX染色体のみを確実に引き継がせることはできません。

一方Y染色体は、男系男子にこだわる限り、天皇家以外のY染色体が混ざることはありません。

遺伝子や染色体という知識がない時代に、どうして血統の遺伝子を伝えるすべを知っていたのかは分かりませんが、男系男子にこだわるというのは、一つの遺伝子を後世に残していく唯一可能な手段なのです。

天皇家に男子がいない場合は、一時的に女性天皇を認めても良いとは思います。但し、女系天皇となると、その子孫が男子であったとしても女性天皇が結婚した相手のY染色体が混ざってくることになり、それは最早2000年間保って来た天皇家のみが持つY染色体とは別物なのです。

女性宮家も認めるべきではないと思います。天皇家のY染色体が引き継がれないからです。

では、天皇家の跡継ぎを確保するためにはどうしたらよいでしょう。

戦後、GHQにより強制的に廃止された男系男子の系統を継いだ旧宮家を復活させることが最も簡単で効果的な方法です。そもそも旧宮家の廃止はGHQの指示によるもので日本国民及び天皇家の意志ではなかったからです。

そもそもこのGHQによる旧宮家の廃止は天皇家の血筋を絶やさせようとした、作戦だったのかも知れません。

それ以外の子孫を増やす方法としては、側室を認めることですが、これは今の日本ではちょっと難しいでしょう。

そう考えると、旧宮家の復活により、天皇家の男系男子の血筋のY染色体を引き継いだ方を皇室候補に挙げるのがもっとも簡単な方法だと思います。

女系天皇、女系宮家を認めたら、天皇の遺伝子が途絶えてしまうことになります。
女性宮家は認めても良いですが、一代限りとすべきと考えます。

これは女性差別ということではなく、連綿と続いてきた遺伝子を未来につないでいくためには、どうしてもY染色体を受け継いだもので跡継ぎをつないでいく必要があるからです。

皆さんはどのようにお考えでしょうか?

2000年以上引き継がれて来たY染色体が喪失しても、天皇家という名前が残っていればよいと思いますか。

 

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