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ホセムヒカ元ウルグアイ大統領の言葉

ホセムヒカ・元ウルグアイ大統領

人生において幸せとは何か、幸せな生活とは何か。
お金がいっぱいあったら、必ず幸せになれるでしょうか?

そんな人生における一番の課題について、明確な結論を出したのが、元ウルグアイ大統領のホセムヒカ氏の言葉です。

2010年から2015年までウルグアイの大統領を務めたホセ・ムヒカ氏は、「世界で最も貧しい大統領」としても名を馳せ、その質素な生活態度と社会的なメッセージで注目を集めました。

彼の言葉は以下の通りです。

貧しい人とは少ししかもっていない人のことではなく、もっともっとといくらあっても満足しない人のことだ、

私は、10年間独房に監禁されていました。
考えることしかできず、私は発見しました。
無駄な荷物から解放され心の中に幸せを感じるか
迷子のままでいるかだ。

幸福に逆らう開発はあってはなりません。
幸福のために開発があるのです。

地球、人間、絆、子供の教育、友など基本的な物の為にあるんです。
幸せが私たちの持つ貴重な宝です。

ここまでです。

人生において、与えられた環境は人それぞれかもしれませんが、心の持ち方によって、得られる平安は違ってきます。

ちょっと心の持ち方を変えてみようという気持ちになりませんか?

ホセ・ムヒカは1945年5月20日に生まれましたが、若い時から政治活動に関わり、1970年代にウルグアイの左翼ゲリラ組織である「トゥパマロス」に参加し政府に対する反抗的な行動を取っていました。このため、1972年にトゥパマロスが鎮圧されると同時に逮捕されて投獄され、1985年に解放されるまでの間13年間にわたり投獄されていました。解放後に彼はウルグアイの主要な政治勢力の一つである「人民党」に参加して政治活動を再開し、2010年にウルグアイ大統領選挙に勝利してウルグアイ大統領に就任しました。

ウルグアイ大統領になってからもムヒカは質素でシンプルな生活を好み豪華な生活を送ることはありませんでした。例えば、彼は大統領としての給料の大部分を寄付し、自らは質素な家に住み、愛車は旧式のビートルでした。

彼が強く支持していたのは環境保護や社会的平等であり、また、ウルグアイの大麻合法化などの進歩的な政策を推進しました。

ホセ・ムヒカの与えた影響は、単に政治的なものにとどまらず、その哲学的な考え方も多くの人々に影響を与えました。

彼はしばしば、人生においては物質的な富のを追求よりも、人間関係や精神的な充実が重要だと語り、その思想はいまでも世界中で評価されています。

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